人前で話す自信をつける2つのコツ | 英語&スキルトレーニング BizCom

人前で話す自信をつける2つのコツ

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みなさん、こんにちは。山縣画児です。

皆さんは、会議やパーティなどの場で、英語でプレゼンしたり、スピーチする自信がありますか?

1対1なら、何とか話せても、大勢の前で話す自信はない・・・
人前で話したことがあるが、上手くいかず、トラウマになった・・・

こうした状況も、トレーニングで改善できます。今日は、そのための2つのコツをご紹介します。


効果的な話し方を学ぶ → 名スピーチを真似てみる

会話であれば、こちらが言葉に詰まっても、相手が助けを出してくれます。でも、スピーチやプレゼンでは、自分だけが頼りです。途中で言葉を忘れないように、原稿やプレゼンのスライドを用意することはできます。でも、原稿を棒読みしたり、スライドに大量の文字を入れそれを読み上げるのでは、聴衆を引き付けることはできません。

引き付ける話し方を学ぶには、有名人の卒業式のスピーチ、(Commencement Speech)や大統領の就任スピーチ、(Inauguration Speech)TED Talksのスピーチなどを真似てみるのがオススメです。有名なスピーチは、インターネットで原稿や音声を確認できるはずです。

以下は、ケネディ大統領の就任演説の冒頭部分です。

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We observe today
我々が今日目にしているのは

not a victory of party
政党の勝利ではなく

but a celebration of freedom
自由の祝いです。

-symbolizing an end
それは終わりの象徴であり

as well as a beginning
始まりの象徴でもあります

-signifying renewal
また再生の兆しであり、

as well as change.
変革の兆しでもあります。

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映像をこちらで確認できます。
https://goo.gl/SV4VVn

シンプルかつ易しい言葉で、リズム良く、聞きやすく、国民に語りかけているのがわかります。こうした話し方を真似て音読したり、暗誦することで、効果的な話し方を学ぶことができます。


効果的な話し方を身につける → 実践の機会を持つ

名スピーチを真似ることで、引き付ける話し方を学べます。でも、十分というわけではありません。スピーチの名手は、聞き手の反応を見ながら、話すスピードや間を調整して興味を引き付け、理解を促しているからです。事前に練習するの同じ位に、本番で調整することが大事なのです。

こうした力を身につけるには、実践の機会を持つことが不可欠です。例えば、東京センターでは、毎週のレッスン冒頭で、この1週間で読んだ本について各自が1~2分のスピーチを行います。毎週続けることで、人前で話すのに慣れ、効果的な話し方が身についていきます。また、5月には、さらに腕を磨きたい方対象に、プレゼン大会を開催しました。

自分1人で学習しているのでレッスンや大会は無理という方でも友人と会った際に、スピーチを聞いてもらう手があります。「英語学習してるんだけど、少しスピーチ聞いてくれない?」という感じで頼めば、聞いてくれるはずです。

気恥ずかしいかもしれませんが、いきなり大舞台に立って、緊張したり、失敗するより、どんどん小さな舞台に立って、度胸をつけていくことが大事です。

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