BizComは、2000年の創業から一貫して、「英語トレーニング」の研究と普及を行っています。現在では、一般的に使われるようになった「英語トレーニング」という言葉ですが、最初に使い始めて広めたのは、TOEICの伝道師として知られる千田潤一先生です。BizCom代表の鹿野晴夫は先生の指導を受け、現在のBizCom東京センターを2004年に開校しました。
その後、鹿野晴夫は、脳機能研究で知られる川島隆太教授の監修で英語トレーニングの本を13冊執筆するなど、脳科学や第二言語習得理論を土台に、英語を処理する脳の仕組み「英語回路」の知見を深めてきました。創業20周年の2020年には、英語回路とトレーニング法を図解でまとめた「英語回路マップ」を発表し、社会人の皆さんだけでなく、英語教員の皆さんからも反響をいただきました。
BizCom東京センターは、BizComのラボ(研究所)の位置付けで、これまで東京の赤坂見附に1校のみを開校していましたが、コロナ感染症への対応としてZoomレッスンを開始し、現在では全国どこからでも受講いただけるようになりました(2021年10月より、レッスンはZoomのみで行っています)。
仕事などで英語を使う力(実戦力)は、英語の4技能(読む・聞く・話す・書く)が統合されたものです。4技能を同時に伸ばすのは大変と思われるかもしれませんが、「英語回路マップ」が示すように英語の4技能は1つの回路で結ばれており、正しくトレーニングすれば、複合的に英語力を伸ばすことが可能です(TOEIC L&Rスコアも、会話力も同時に伸ばせます)。
そのポイントは、ワーキングメモリーです。学習の際は、英語の知識や情報を脳の言語データベースに蓄積しますが、それを参照して4技能の形で処理するのがワーキングメモリーです。リスニングでは、英語の音声を知覚し、意味を理解し、聞き終わるまで記憶保持します。リーディングは、文字を脳内で音声化し、以降はリスニングと同じ処理をします。スピーキング・ライティングは、リスニング・リーディングの逆の処理をします。
ワーキングメモリーは、30秒ほどで消える短期記憶のため、「TOEICなどで大量の英文を処理する」「会話で瞬時に英文構築する」には、メモリーの消費量を減らすことが必要です。具体的には、①言語データベースへの格納方法を工夫し、参照回数を減らすこと(例/単語単位から、フレーズ単位での格納・参照に)。②意味理解や思考整理の工程数を減らすことが必要です(例/日本語での理解・思考から、英語のままでの理解・思考に)。
参照回数と工程数を減らすための具体的方法が、「英語トレーニング」です。実戦力をつける最新のトレーニングを、英語トレーニングスクールのパイオニア「BizCom東京センター」で実践しませんか?