TOEIC L&Rテストに<革命>オンライン方式のIPが登場! | 英語&スキルトレーニング BizCom

TOEIC L&Rテストに<革命>オンライン方式のIPが登場!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
speaking-writing

こんにちは、鹿野晴夫です。

この春、TOEIC L&Rテストに、オンライン方式のIPテストが登場したのをご存知ですか?

これにより、TOEIC L&Rテストは、これまでの2種類の試験方式から、下記3種類の試験方式になりました。

1. 公開テスト(マークシート) 2. IPテスト(マークシート) 3. IPテスト(オンライン)

公開テストは、IIBCの主催で、年10回・全国80都市で実施されます。

IPテストは、企業・学校等が主催し、指定の日時・場所で実施されます。

このIPテストに、オンライン方式が加わったわけです。

例年4月は、多くの大学の新入生や企業の新入社員が英語力測定のためIPテストを受験しますが、今年はコロナの影響もあって、IPテストの実施は、マークシートからオンラインへ 大きくシフトしています。


L&Rテストの革命的変化、オンラインIPテストの特長


オンラインIPテストにより、公開テストを受験したことのある方ならおそらく誰でも感じたことのあるあの少々苦痛な感じから解放されます。

具体的な特長は、下記の3点です。

1. 自分の環境・タイミングで受験可能
2. 受験時間の短縮(2時間→約1時間)
3. 受験後すぐに結果がわかる

<自分の環境・タイミングで受験可能>

オンラインIPテストは、Windowsパソコンとネット環境があれば、自宅を始め、何処でも受験できます。

受験期間は主催の企業・学校等が定めますが、その期間内であれば、24時間いつでも受験できます。

これにより、
・公開テストの会場が遠い
・慣れない場所に行くのが大変
・会場の環境に影響される
・他の受験者が気になる
・集合時間と昼食が重なる
・日曜日が丸一日潰れる・・・・
といった苦痛から解放されます。

<受験時間の短縮(2時間→約1時間)>

オンラインIPテストは、
リスニングが25分間(45問)、
リーディングが37分間(45問)の
合計62分間(90問)です。

時間が短くなった理由は、リスニング、リーディングのそれぞれがUnit OneとUnit Twoに分れ、Unit One(LR各25問)の正答率によりUnit Two(LR各20問)で出題される問題の難易度が変わる仕組みだからです。

短時間で、自分のレベルにあった問題に集中して取り組むことになります。

これにより、
・2時間の集中力が持たない
・難しい問題ばかりで苦しい、
問題を大量にやり残す(初級者の方)といった苦痛から解放されます。

<受験後すぐに結果がわかる>

オンラインIPテストは、試験が終了すると同時に、スコアが画面に表示されます。

※テスト結果のダウンロード(PDF)は、主催の企業・学校等が設定した受験期間終了後に可能になります。


テストスコアの意味はどのL&Rテストでも同じ


3種類の試験方式のいずれでも、TOEIC L&Rテストの結果(スコア)の意味は同じです。

ですから、オンラインIPテストのスコアをもって、「L&Rテスト○○点」と言って問題ありません。

昇格昇進基準などに使用される際は、本人受験が証明できる「公開テスト」「社内実施のマークシートIPテスト」のスコアが必要とされるかと思いますが、英語力の把握、英語学習の進捗把握や成果確認、学習のペースメーカーとしての受験には、オンラインIPテストがおすすめです。

なお、オンラインIPテストではリーディングの長文読解(Part 7)を画面上で解きます。

「画面スクロールをして問題を解くのが大変そう」と思われるかもしれませんが、実際に解いてみた感じでは、Part 7の問題数が25問と多くないので、さほど苦痛ではありませんでした。

オンラインIPテストの詳細

https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p139.html

みなさんも、ぜひ一度受けてみてください。

最新記事をSNSでフォロー(購読)できます。