こんにちは。鹿野晴夫です。
先日、東京センターのイベントで、English Stormという3時間の英語漬け企画を実施しました。
↓当日の雰囲気が分かるビデオ
https://goo.gl/mpM6zr
英語漬け(All English)と聞くと、「まだまだ、もっと勉強してから」と考える人も多いかもしれません。でも、今回の企画には、730点・860点を目指す人だけでなく、470点・600点を目指す人も参加し、笑顔で英語漬けを楽しみました。
今日は、英語力に自信がなくても英語スピーキングを楽しむことができるコツをご紹介します。
英語の正確性よりも、タスクの達成を優先する!
英語を話すには、目的があります。
仕事であれば、「製品を説明し、その良さを理解してもらう」。旅行であれば、「地元の人に質問し、おいしい店を紹介してもらう」といったことです。ここで大事になるのは、英語の正確性ではなく、目的の達成です。
English Stormでも、チームに分かれ、「チーム名とチーム内での役割を決めチーム紹介のプレゼンを行う」、「海外メンバーからの要望に応えて提案を作成」といった課題に取り組みます。
時間内に課題を達成するためには、完璧な英語を考えつくのを待つ暇も、相手の英語の正確性を気にする暇もありません。正確性を気にせず使ってみると、多少不正確でも、通じることが分かります。
それで、英語力が伸びるのか?という疑問もあるかもしれませんが、不正確でも自分で使った英語、上手く使えなかった英語は覚えているものです。その状態で、テキストなどを学習すると「あの時、こう言えば良かったんだ」という気付きが多くなり、英語を吸収するスピードが速くなるのです。
3つの心構えで、スピーキングが楽になる!
正確性を気にせず使うといっても、「しどろもどろになって話せない」と感じる人もいるかもしれません。そこで、English Stormでは、スピーキングが楽になる3つの心構えを確認して、ウォーミングアップを行います。
<スピーキングの3つの心構え>
1.単語だけでも、話す!
⇒単語だけでも、アイデアは伝わる。
2.辞書より、言い換え!
⇒単語が浮かばなかったら、
その単語をやさしい英語で説明する。
3.待つより、聞く!
⇒相手が言葉に詰まっていたら、
こちらから質問してアイデアを確認する。
例えば、What do you want to do in Hawaii?「ハワイで何したい?」と聞かれたら、Swimming, Barbecue, Shopping など、単語だけでも、アイデアは伝わります。
「ロコモコが食べたい」と言いたくて、Loco Mocoという単語が浮かばなくても、a hamburger steak on rice と、やさしい英語で説明すれば、伝わります。
あるいは、相手が英語に詰まってたら、待っているのではなく、Do you want to eat something?「何か食べたい?」と質問した方が、考えがわかります。
英語は、自分の考えを伝え、相手の考えを理解するコミュニケーションの道具。会話の際は、コミュニケーションに専念して、道具を磨くのは、自己学習で行うことです。こう割り切ると、英語のスピーキングがずっと楽になります。
ぜひ、お試しください。