ライティングで話の構成力を磨く | 英語&スキルトレーニング BizCom

ライティングで話の構成力を磨く

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こんにちは。山縣画児です。

皆さんは、英語で話し続ける自信がありますか?

英語で応答することができても、話し続けるのは難しいと感じる方が多いかもしれません。 それは、話し続けるためには、3つのハードルがあるからです。

1. 英語が口から出てくるか?
2. 聞き手が理解できる文章か?
3. 聞き手の興味を維持できるか?

表現のストックを増やしていくと、英語が口から出てくるようになり、1のハードルをクリアできます。一方、応答や短い話ができても、まとまったことを話そうとすると、しどろもどろになってしまうのが、2のハードルです。このハードルをクリアするには、話の構成力を磨く必要があります。


漫然と話してもダメ。話の構成力は書くことで身につく!

皆さんは、日本語のスピーチを即興で行うのが得意ですか?
この答えが、「いいえ」なら、英語を話す機会を漫然と増やしても話の構成力は磨かれないでしょう。母語で、得意でないことは、英語では、およそ出来ないからです。とは言え、英語よりは、日本語の方が話の構成力があるはずです。小学校のとき、多くの作文を書いて、日本語の構成力を磨き、それが話す際の土台になっているからです。英語でも、話の構成力を磨くには、あるトピックに沿って英文を書く機会を意識的に増やすことが必要です。

あるトピックについて考え、英語の文章にしたことがあれば、後日、その文書を見ずに話しても、英語で理解しやすい話が出来ます。また、日本語と同じように、たくさん書くことで、ある程度の構成力ある話が即興でもできるようになっていきます。


写真付きの3行日記で、SNS、ブログにチャンレジ!


以前に、表現を増やしながら簡単な文章を話せるようになる「表現日記」「独り言」「3行日記」トレーニングを紹介しました。これらのトレーニングは、毎日簡単に実行出来て、スピーキング・ライティングの土台を大きくするのに役立ちます。

土台が大きくなってきたら、週末の時間などを利用して、チャレンジして欲しいのが、SNSやブログでのライティングです。これが、構成力を磨くのに役立ちます。

SNSやブログで英文を書くのは、最初は勇気がいるかもしれませんが正しい英語が書けているかどうかに気を使いすぎる必要はありません。むしろ、興味を引く写真、Instagram なら、インスタ映えする(instagrammable)写真と一緒に英文をアップすることに気を使いましょう。というのも、読み手が投稿を読むのは英語が正しいからではなく、内容が楽しそうだからです。いきなり英語で投稿して、「いいね!」が減ることが心配なら、写真+日本語+英文(英訳)からスタートするのもおすすめです。読み手の反応がわかることで、冒頭の「3つのハードル」を越える力も自然と養われるはずです。

ぜひ、お試しください。

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