スコアが伸びなかったら、定着レベルを見直してみよう! | 英語&スキルトレーニング BizCom

スコアが伸びなかったら、定着レベルを見直してみよう!

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woman worried about exams
こんにちは。鹿野晴夫です。

TOEICスコアが伸びなかったり、下がってしまったとき、どうしていますか?

私自身、335点→990点の過程で、スコアが伸びなかったり、下がったことが多々あります。学習をサボっていたのであれば当然の結果ですが、頑張っていたにも関わらず、結果が伴わないと、凹みますね。

そして、色々考えるはずです。

・やり方が悪かったのだろうか?
・もっといい方法があるのでは?


もちろん、やり方が悪ければ、英語力はつきませんから、これを機会に見直しましょう。


やり方を見直そう!定着レベルの5ステップ

学習の割にスコアが伸びないのは、学習で多くの英語に触れても、それがスコアに反映されるレベルまで定着していないことが理由です。

定着のレベルを示すと、こんな感じです。

【1】分かる英語が増える
【2】分かる英語が記憶に残る
【3】分かる英語が知ってる英語になる
【4】知ってる英語を使ってみる
【5】知ってる英語が使える英語になる


問題集やテキストで、新しい単語や表現に出会って、文字と音と意味を確認すると、分かる英語に変わります→【1】。

【1】の単語や表現を問題集やテキストで繰り返し、音読やリスニングすると、同じ英文であれば、意味が分かる(分かる英語が記憶に残っている)状態になります→【2】。

しかし、【2】の単語や表現でもTOEIC L&Rテストに登場すると、意味が分からないことがあります。1つの文脈(場面やテーマ、論理構成)で理解した単語や表現の意味は、同じ文脈では、簡単に理解できますが、TOEICなどで、違う文脈に登場すると分からないことが多いのです。

スコアが伸び悩む原因の多くがこれです。TOEIC L&Rのスコアアップには、違う文脈でも意味の分かる【3】のレベルになった単語や表現の数が増えることが鍵なのです。

それには、英語に触れる量を増やし、【2】のレベルになった単語や表現に違う英文(テキスト、英語素材、問題集など)で出会う機会を作ることが必要です。さらに、TOEIC S&Wのスコアアップや実際に話す・書く実戦力をつけるには、【3】のレベルの単語や表現を、意識して使うこと(→【4】)と、意識しなくても使えるまで、使いこんでいくこと(→【5】)が必要です。

「頑張っていたにも関わらず、結果が伴わない」と思ったら、定着レベルを点検してみてください。

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