前回は、ライティングトレーニングとして「ブックレビュー」の書き方を紹介しました。こうしたトレーニングを続けると、発信力が向上していきます。しかし、本当に力がついたのか?どれくらい力がついたのか?どこを伸ばせば良いのか?自分では、なかなか分らないかもしれません。
そんなときにお勧めなのが、「話す」「書く」力を測定するTOEIC S&Wテストの受験です。どんなテストか知りたい方は、公式ホームページで、サンプル問題を確認できます。 https://goo.gl/hCUnoU
写真描写問題を使って、スピーキング力をアップ!
S&Wテストの良いところは、問題形式に慣れることが、発信力向上のトレーニングにもなることです。今日は、スピーキングテストから、写真描写問題を使ったトレーニング方法をご紹介します。
<写真描写問題>
カラーの写真を30秒眺めたあと、45秒間英語で、内容を描写する問題です。全体の状況、詳細、写真に関連した自分の考えなど、何を述べても構いません。また、話す順番も自由で、描写できるところから、話していって構いません。
とは言え、語彙力が少なすぎたり、描写のための基本的な構文が身についていないと、45秒間話し続けることはできません。S&Wテストの練習問題 だけでなく、L&Wテストの「写真描写問題」などの写真を使って、話す練習をすることで、語彙や構文のチェックができます。さらに、写真がなくても、目に見えるものを描写すれば、同様のトレーニングが可能です。
<独り言トレーニング>
家を出てから、最寄の駅や会社に着くまでに目に見えるものを英語で描写します。その後、電車に乗った際か、会社についた後で、言えなかった部分を辞書で確認します。
例えば、「ツツジの生垣」と言えなかったとします。スマホなどで調べると、「ツツジ」はazalea、「生垣」はhedge、「ツツジの生垣」は、a hedge of azalea とわかります。翌日、もう一度描写すれば今度は言えるはずです。毎日続けることで、語彙や構文が増えていきます。
なお、描写するのに飽きてきたら、自分の感想や意見を加えたり、テキストで学んだばかりの表現を加えて変化をつけるのがコツです。ぜひ、お試しください。